令和4年7月5日(火)、高知県立県民文化ホールで開催されました、令和4年度四国ブロック保育研究大会の分科会で、八十岡主任が白樺保育園の取り組みを発表してきました。
配慮を必要とする子どもや家庭への支援にむけてという研究テーマに、「共感的自己肯定感を高めるための関わり方や保護者への支援の方法について探ること」を目的に、昨年度から取り組んできました。その内容を一部ご紹介します。
「まとめ」を一部抜粋
私たち職員は、「子ども一人ひとりの心もちに寄り添う保育」を大切にしてきたことを再確認し、全職員が連携をとり実践することで、保育者の意識に少しずつ変化が見られるようになってきました。また、子どもが本来持っている自主性や主体性が育ってきました。保育者が配慮の必要な子どもを受けとめる姿勢を見せることにより、周りの子どもたちの彼らに対するかかわり方にあたたかさが感じられ、子ども同士で育ち合う姿が見られるようになってきました。身近に接する保育者が「大丈夫!大丈夫!」と笑って安心させてくれる存在になり、あたたかい言葉かけや優しいまなざしで一人ひとりを包み込むような雰囲気づくりに努めたいと思います。
今回の研究テーマのサブタイトル「子ども一人ひとりのまあるいタネをそだてよう」をイラストにし、自己肯定感を高めていくための課題や大切にしたいことが共通理解できるように考えました。
この世に生を受けた「タネ」はどれ一つとして同じものはなく、同じように育っていくわけれはありません。太陽の光、土、水、肥料・・・それぞれのタネの置かれた環境により育ち方や咲かせる花が異なってきます。
私たちは一つ一つのタネを取り巻く環境づくりをとおして、そのタネがまあるく幸せに育っていくことを願っています。